昨日(4月20日)のJリーグ

最高のスタジアムの一つ

「昨日行われたJリーグは、24試合!」

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以前のブログで、
Jリーグは、世界稀に見るプロサッカーリーグだと紹介しました。
J1~3までのチーム数(60チーム)の多さもさることながら、
試合運営のクオリティも素晴らしいのです。

今回のブログでは、
Jリーグの試合運営について、お伝えしたいと思います。

私が緑のチームで経験したのは、
1996年から2000年までのJリーグ黎明期の5年間ほどでしたが、
その内容が濃すぎて、今でも鮮明に覚えています笑

ご承知かと思いますが、
サッカーの試合は90分(前、後半45分ずつ)です。
しかしながら、試合をしている時間だけが運営の時間ではありません。
「1週間に1試合しかしないですよね」
とよく言われますが、
選手や監督、コーチと同じように、フロントも入念な準備をします。
フロントとは、チーム運営に携わるスタッフのことです。

今の時期、13時~15時キックオフの試合が多いです。
フロントは、試合開始の3~4時間前にスタジアムに集合します。
スタッフの打ち合わせの後、それぞれの持ち場に移るわけですが、
事前に想定していたことと違うことがよく起きます。

あるフロントの先輩に、
「想定外のことが起きたときに迅速な対応を取るのがプロの仕事」
と言われたことがあります。
当然その通りですが、私が担当していた時は想定外が多すぎました笑

試合では、ホームチーム、アウェイチームの他、
サポーター、一般の観客、審判団、Jリーグ、サッカー協会関係者、
スポンサー、テレビクルー、マスメディアなどなど、
来場者を挙げたらきりがないです。
スタジアム周辺を管轄する警察や消防署にも来てもらいます。
また、民間の警備員やVIPをアテンドするスタッフも必要です。
とにかく関係者と言われる人たちでごった返ししています。

首からぶら下げているIDカードが何十枚と必要ですね。
IDの種類で立ち入りエリアが分けられているので、
選手のロッカールームに入れるのはごくわずかとなります。
その作業を試合前に全てコントロールするわけですから、
フロントは大変です。

現在では、私が担当しているときと違い、
デジタル化が進み、試合運営はスピーディとなり、
いろいろな作業が簡素化されたと思います。

フロントの仕事は、
サポーター、観客のみなさんや選手が素晴らしい環境で
試合ができるようにお手伝いすることです。

ホームゲームについては、関係者も多いので、
何かあった場合、リカバリーできますが、
アウェイゲームはそうはいきません。

次回は、アウェイでの珍道中もお伝えしたいと思います。

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