高校無償化 後編

「都立高校がどんどんなくなってくる!?」

前編では、私立高校無償化の動き(東京、大阪)に伴い、
大学への進学実績がある私立高校への進学希望が増加し、
都立高校への進学が減少するのではないか、と
問題提起してきました。

しかも、都立高校の中でも大学への進学実績のある、
優秀な学校もその対象となる、と警笛を鳴らしました。

上の表をご覧ください。
廃校となる最大の原因は、
近年の「少子化」ということでありますが、
今回の私立高校無償化の動きも拍車をかけているのでは
ないでしょうか。

解決策はあるのでしょうか。

東京都教育委員会のレポートをご覧ください。
中高一貫教育校を増やしたり、
商業、工業高校に専門性を持たせたり、
統合による高校名変更など、
ありますが、
以前から議論されていたり、経費がかかることが多いですね。

さまざま交通整理をする必要があると思いますが、
公民の垣根を取り除いてしまうことができるのであれば、
民間企業、団体のアイデアを登用してみたらどうでしょうか。

すでに一般公募で、教員資格を持たなくても、
校長先生を採用したりするケースはできていると思います。
今、都立高校に足りないことは、
経営的な舵取りをする人財が現場にいない、必要としない、
ということかと。

誰もが行きたい、魅力的な学校にするための第一歩を、
スタートするのは今しかありません。

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