金融リテラシー 前編

「今さら聞けませんが、金融リテラシーとは何ですか!?」
先日、ある年輩の方から質問を受けました。
リテラシーとは、
「ある分野に関する知識や能力を活用する力」とあります。
それに「金融」という言葉がついたので、
金融リテラシーとは、
「経済的に自立し、よりよい生活を送るために必要なお金に関する
知識や判断力」を指す言葉となっています。
「要は、世の中に溢れている金融に関する情報を精査し、
自分や家族にとって一番良い方法で、
お金の出し入れをしていくということではないでしょうか」
とその年輩の方にお答えしたところ、
「どうして、そんなに大事なことならば、教えてくれる人がいないのか」
と返されました。
アメリカの一般家庭には、
ホームドクター(医者)、ホームロイヤー(弁護士)と並んで、
お金に関する専門家であるエージェントがいると言われています。
このエージェントは、日本で言う金融3事業(銀行、証券、保険会社)
に精通し、常に顧客に対して的確なアドバイスをしてくれると
言われています。
一方、日本ではどうでしょうか。
少数の富裕層にはこのようなエージェントがいるかも知れませんが、
一般家庭ではなかなか見当たりません。
結局自分でやるしかないのでしょうか。
次回はその具体策をご案内していきます。
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